パッケージデザインについて

商品を売るには、包装が必要です。それは他の商品との差別化を図るためだけではなく、輸送等による破損防止や、内容物の説明・紹介、イメージの演出など多岐にわたります。一概にキレイなパッケージが良いかと言えば、必ずしもそうではありません。そこに商品についての表記もれがあったり、伝えたいイメージと異なっていては、販売促進にはつながらないからです。多少理屈っぽいようですが、商品パッケージの担う役割は思っているより大きいのです。よく言われるように、「目立つこと」「誰にも分かりやすいこと」「嫌われる要素がないこと」が商品パッケージの大前提ですが、時と場合によっては、それすら変える必要があるのです。koh design works では、見た目のキレイさやカッコよさだけにとらわれず、どうすればその商品をひとりでも多くの人に紹介できるか、商品の良さを伝えられるかを第一に意匠設計いたします。ですから、新たなお仕事をいただくたびに、その商品について深く知ることからはじめます。時として、熱烈なファンになったり、あるいは敬虔な伝道師になったりと、おそらくセールスマンとして訪問販売できるレベルぐらいは商品知識を持ちたいわけです。そうでなければ、もの言わぬ「箱」に販売促進などという大きなセクションを任せられないはずですよね。

koh design works 代表　栗本 晴雄

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